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東京で粟おこしが手に入る場所。

 大阪名物粟おこし。
 関東以東の人にそれがどんなものだか説明するのはめんどうだ。
 粟おこし、それはお菓子です。
 東京で手に入る場所は、上野御徒町の大型スーパー吉池。ここの1階の和菓子売り場。
 もう一ヶ所は、ボクの家からちょっと離れたところにあるスーパーだった。
 だった、というのは、そのスーパーはいまはもうない、ということなのだ。競合相手のスーパーチェーンがすぐ近くに出来て、数年前に店をたたんでしまって、いまはマンションになってしまった。そこでは、輸入物のレッドキドニー(赤金時豆)の水煮の缶詰、ホールトマトの缶詰、チリパウダーがいつでも手に入り、チリ・ビーンズをほんとに時々だけど作ったものだ。その店では、粟おこしもいつでも手に入り、ボクにはいいスーパーだったんだけど、時々しか行かないボクが頼りでは、店は維持出来なかったらしい。力不足をいまも大変申し訳なく思っています。
 このごろ、御徒町のスーパー吉池で仕事帰りによく粟おこしを買って帰ります。4個入り100円。税金は別だよ。二つ買って帰ります。
 湿気らせて、身がホグホグにほぐれたのを食べるとすごくおいしいんです。どういうことなのか、それを関東以東の人に説明するのはものすごくめんどうなことだね。
 で、家に帰って湿気らせて食べようと企画はするんだけど、必ず家に帰るまでに二つとも食べ切ってしまうんだな。晩ご飯を家に帰って食べる前にね。
 おいしいからね。生姜の風味がそそるからね。待ち切れないんだな。関西以西の人にはわかってもらえると思うけど。
 湿気らせるのが待ち切れずに、お茶に浸して食べるのもありだけど、やっぱり空気に触れさせて湿気らせるのがいちばんいいんだけどね。
 結局待ち切れずに、買ったらすぐに食べ切ってしまうのさ。
 ボクはね。
 きのうも二つ買って速攻で全部食べた。
 お菓子は晩ご飯よりもおいしい。
by mimiokun3 | 2006-02-28 22:01 | お菓子


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