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高円寺ふらふら日記。

 ああ~だりぃ。何なんだこの蒸し暑さは。体の具合が悪くなるぜ。きのうはすごい雷と雨だったしさ。曜日の感覚がなくなっている。
 3時まで家でゴロゴロして、それから自転車で出かけた。
 きょう〝アニマル洋子〟で買ったのは次の3冊。
 ■いきなり最終回PART3(JICC出版局/1991年第3刷)¥100
 ■レコードコレクターズ●スタイルカウンシル/ポール・ウェラー(1999年1月号)¥100
 ■「かたり」の地形/富岡多恵子+佐々木幹郎(作品社/1990年第1刷)¥200
 高円寺文庫センターに移動。
 GWに苦労して手に入れた「ジャイアント・ロボ」が講談社文庫(上・下)で発売されているのを発見して、膝から崩れ落ちそうになっちまったぜ!!
 以前から、商店街の店のガラスに貼られていたジョー・ストラマーのポスターが気になっていたので、そいつを撮りに、高円寺北口のセントラルロードを通って帰宅。
 理髪店「BAD-NICE」(写真左)と中古CDショップの「珍屋」(写真右)のそれぞれに同じポスターが貼られていた。ジョー・ストラマー&ザ・マスカレロスだ。
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 商店街の中に100メートルと離れないで、偶然にもジョー・ストラマーの同じポスターが貼られているのは、世界でもここだけではないか。
 世界遺産指定だな。
 「珍屋」には、リチャード・ヘルのポスターも貼ってあったけど、きょう行ったらなくなってたぜ。撮っとけばよかったな!!
 「ヤシロ食堂」の暖簾のロゴがイカスぜ。
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 和田守商店(和田洋品店)は、戦前によく使われた壁材の「スクラッチタイル」でフル装備された昭和なお店なのだ。いずれはなくなってしまうのだろう。アーカイヴしておこう。
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 帰宅して、杉十プールに行って、泳ぎ+ウォーキング+タンキング。
 プール帰りの、和田帝釈天通りの森永の牛乳販売店に貼ってあるポスターはといえば、リブ・タイラーだ。
 仕事選べよ。
 父親は、いわずと知れたスティーブン・タイラー(エアロ・スミス)だ。
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# by mimiokun3 | 2006-07-16 19:23 | その他

ちょっと!! ちょっと、ちょっと!!

 ええッ!? 週刊現代、いつの間に「愛と勇気のスクープ週刊誌!!」になったんだぁ!?
 編集長変ったのか?
 それとも、おじさん雑誌では売り上げ上がんないから、上の方からキツくいわれて、路線変更したのか。
 Gacktの「ファン食い」告発と、娘を誘拐された渋谷のセレブ整形外科医、池田優子の病院の元従業員の告発ネタが先週から続いている。
 それにしても池田優子、アンタこそ整形したのか。その顔、ちょっとふつうじゃないようにみえるな。
# by mimiokun3 | 2006-07-15 16:22 | その他

ジーザス!! ジーザス!! ジーザス!!

ジーザス!! ジーザス!! ジーザス!!_d0002395_21505539.jpg シド・バレット((Roger Keith Barrett/享年60歳)と甲斐智枝美(享年43歳)の死が同時に伝わって来た。
 シドは7月7日(金)ケンブリッジの自宅にて逝去とのこと。
 甲斐智枝美も自宅で、彼女は首吊り自殺だ。発見者は息子。ジーザス!!
 
 1965年にピンク・フロイドを結成し、薬物の影響からか精神的に不安定となり1stアルバム『夜明けの口笛吹き』リリース後、シド・バレットは1969年にはバンド離脱を余儀なくさせられる。
 同じ年にブライアン・ジョーンズはプールで死体で発見された。
 1975年リリースのフロイドのアルバム「Wish You Were Here」(邦題はなぜか「炎」)は、結成から10年の作品だったのか。
 わずか4年間のピンク・フロイド在籍期間。在籍中にリリースされたアルバムは、〝THE PIPER AT THE GATES OF DAWN〟(邦題:夜明けの口笛吹き。1967年発表/全英チャート:6位)1枚のみ。
 このアルバムのプロデューサーは、ビートルズのアルバム(ラバーソウルまで)のエンジニを担当していたノーマン・スミス。 フロイドがこのアルバムをアビーロード・スタジオでレコーディングしていた隣で、ビートルズは「サージェント・ペパーズ~」をレコーディングしており、フロイドを見学にきたポール・マッカートニーは、後のインタビューで「彼らにノックアウトされた」と語っているとか。
 その後、何作かのソロ・アルバムはあるものの、その存在は神格化されて来た。
 よかったのか、悪かったのか。
 その死によって、神話はますます深まっていく。数々の妄想と憶測といいように作られる幻想によって。
 70年代半ばからはケンブリッジの実家に引きこもり隠遁生活を送っていたとのこと。精神を深く病むくらいにケンブリッジは静かで美しい土地に違いない。
合掌

PS.ネットでいろいろ情報を漁っていたら、長年聴きたくてしょうがなかったピンク・フロイドの〝See Emily Play〟と〝Arnold Layne〟が入っているアルバムがようやくわかったのだ。

ジーザス!! ジーザス!! ジーザス!!_d0002395_21325687.jpgエコーズ~啓示 ザ・ベスト・オブ・ピンク・フロイド

東芝EMI (規格番号:TOCP-65910/1)
発売日 2001年11月05日
ディスク枚数 2
3,670円(税込)



DISC1
1,Astronomy Domine
2,See Emily Play
3,The Happiest Days Of Our Lies
4,Another Brick In The Wall(PART2)
5,Echoes
6,Hey You
7,Marooned
8,The Great Gig In The Sky
9,Set The Controls For The Heart Of The Sun
10,Money
11,Keep Talking
12,Sheep
13,Sorrow

DISC 2
1,Shine On You Crazy Diamond(PART1~7)
2,Time
3,The Fletcher Memorial Home
4,Comfortably Numb
5,When The Tigers Broke Free
6,One Of These Days
7,Us And Them
8,Learning To Fly
9,Arnold Layne
10,Wish You Were Here
11,Jugband Blues
12,High Hopes
13,Bike

買うぜ!!
# by mimiokun3 | 2006-07-13 21:13 | ロック道

KADOKAWA gonna gets second eel.

KADOKAWA gonna gets second eel._d0002395_2124063.jpgうつうつひでお日記 
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吾妻ひでおが描く事件なし、波乱なし、妄想ありの
日々の記録。
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『失踪日記』の吾妻ひでおが、仕事もせずに読書とうつとお笑い&格闘技番組に明け暮れた、どん底の2004年7月~2005年2月までの日常を、淡々と綴ったプライベート日記。

発売日:2006年 07月 10日
定価(税込): 1,029円


だと。
 「失踪日記」に続く2匹目のどぜうを狙ったのは角●書店。
 カバーの色も、前のどぜうと同じオレンジかいっ!!
 出版人の魂があるなら、もうちょっと工夫せえよ。
 きょう、南阿佐ヶ谷の「書原」にモノを見に行ったら、「失踪日記」と並べて、入り口の近くに平積みになっとりましたわ。
 みんな商魂たくましいのぅ。
 今月はもうおこづかいがないので、給料が入ったら、くるり+リップスライムの「ジュース」といっしょに速攻で買お。
# by mimiokun3 | 2006-07-09 21:06 | まんが道

力こそ正義。「ザ・ムーン」。

 去年の夏ごろ、取引先の広島の社長が上京した際、宴会の席で面と向かってこういわれた。
 「正義って何じゃ思う?」
 質問が唐突過ぎたので答えに窮していたら、こう答が返って来た。
 「力じゃ思うんよ」
 「力こそ正義である」
 「ザ・ムーン」(ジョージ秋山/少年サンデー連載/1972年14号~1973年18号)のテーマはまさにこれである。
 腐敗した世の中に怒り、「力こそ正義」と信じる魔魔男爵が、2兆5000億円の巨費を投じて製作した巨大ロボット「ザ・ムーン」。
 「ザ・ムーン」は、山の手小学校に通うサンスウ、カテイカ(この子だけが女子)、シャカイ、ズコウ、タイソウ、オンガク、リカ兄弟にヨウチエンを加えた9人の子供の心がひとつになったときに彼らの脳波で動くのだ。
 連載終了後、サンコミックス(朝日ソノラマ)で単行本化されたあと(1975年8月~12月/①~⑥)、小学館文庫に収録された。(1997年5月①~④初版)

力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_19495163.jpg力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_1950844.jpg力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_19502316.jpg力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_19503783.jpg








 ボクが買ったのは、小学館文庫の方だ。リリースされたと同時に速攻で買って読んだ。
 描線原理主義者のボクには、マンガ家の絵のウマさだけが最大の関心事で、マンガのストーリーなどはどうでもいいことだが、久し振りにこの作品のことが気になって通読した。
 9人の子供たちと「ザ・ムーン」は、子供たちが生み出す純粋に正義を信じる力と、「ザ・ムーン」を増幅装置としてそこから発生する強大な力に脅威を感じるさまざまな「悪」と対決することになる。
 ■第1話・・・連合正義軍の平和
 ■第2話・・・湖底の黄金
 ■第3話・・・春秋伯爵のユートピア
 ■第4話・・・白原に死す
 最終話「白原に死す」では、巨大円盤に乗って地球人との友好的な関係を結ぶことを提案するケンネル星人・セントバ-ナ-提督が東京に飛来し、中田首相と会談する。会談後、首相はケンネル星人が地球上にカビが生える機械を設置しており、地球人がこの事態にどう対処するかを試すために、1年後、のカビで地球が滅びることを告げた。そこで、サンスウに「ザ・ム-ン」の力を貸して欲しいと頼む。
 しかし、「ザ・ム-ン」は怪ロボットに連れられ行方不明になっていた。「ザ・ム-ン」の行方を必死で探すサンスウたち。探索中の山の村で彼らは体中にカビが生やして倒れた村人を発見する。カビ発生装置にやられた人々だ。そして彼らもしだいに濃くなるカビの霧の中でカビに冒されていく。
 やがて、その山に「ザ・ム-ン」が隠されていたのもわかり、9人の少子供たちと「ザ・ム-ン」はカビ発生装置を撤去しようとカビ発生の源泉であるその装置に向かって行進を開始する。
 確実に死に向かった行進だ。途中、サンスウとカテイカは小学生同士の結婚を宣言し口づける。死を悟ったからだ。耳の穴からもカビがあふれ出し、耳も遠くなっていく。事態は好転する気配はない。
 結局、この作品のラストは、主人公の9人の子供たち全員のデッド・エンドを予感させて終わる。生還者は、ない。
 これを絶望と見るのか。
 しかし、ジョージ秋山という作家は、やはり少年たちの希望を描く作家である。ここにあるのは、正義を力と信じて進む、どこまでも希望を目指した少年達のドラマなのだ。それがたとえタナトス的な希望であるとしてもだ。
 9年ぶりにストーリーに触れて通読してわかったのはそのことだ。連載終了後、33年を経てわかったことだ。

力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_20115752.gif力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_20121921.gif力こそ正義。「ザ・ムーン」。_d0002395_20123361.gif








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サンコミックス版(朝日ソノラマ)1975年8月~12月/①~⑥
# by mimiokun3 | 2006-07-09 19:35 | まんが道